今日はソール交換が完了して引き取りに来られた常連さんのブーツを紹介します!
以前は、タウンユースで履きやすい1010番のソールを装着していたこちらのBOSS。
約2年半ほど使用しての交換となりましたが、今回の修理で新たにオーナーが選択したソールはクラシカルでウエスタンな印象が人気の705番ソール。
こちらのソールは屈曲性にも優れていますが、ウエスコのソールの中でもひと際目を惹くソールパターンでもあります!
なかでも裏面のソールパターンは700番と同じでありながら、つま先から土踏まずにかけてはラバーソール、土踏まずから踵(かかと)にかけては革1枚の構造となるため、ブーツ本体の軽量化にも貢献しています!
他にも要所要所に705番ソール特有のデザインが見てとれます。
まず、なんといっても独創的なデザインで目を惹く、通称"BOB STITCH"。
このステッチパターンは、ウエスコ創設者の息子で1970年からの約30年間3代目社長を勤め上げた現会長のボブ・シューメイカーが考案したもの。
ソールとしての耐久性を維持しながら、尚かつ屈曲性やクッション性にも優れていなければならない。
ソール中央に走る"BOB STITCH"には、ソールの剥がれを防ぐ役割もあります。
靴職人として働いていたボブ・シューメイカーだからこそ生み出せた歴史あるデザインは今なお多くのユーザーに支持され続けています。
新しく生まれ変わったブーツに早速、足を通すお客さん。
とても満足のいく仕上がりに、終始ご機嫌でした。(笑)
これからの経年変化を楽しみにしています!
またのご来店をお待ちしています。
WESCO Osaka 戸髙
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