2016年6月29日水曜日

製造時期 〜リペアブーツ編〜

今日はリペアの視点を少し変えて、ソール交換などでお預かりしているウエスコブーツの"製造時期"にスポットをあててお話をしていきます。
ぜひ、お持ちのウエスコブーツを見ながらご覧下さい。
ソール交換でお預かりのウエスコブーツ。
今から約30年前となる1985年3月25日にスタートした"製造時期"を表す4桁の刻印。
ボスではシャフト内側(筒の内側)のスネ辺り、ジョブマスターですと右足の履き口右側に刻印されています。これは本国アメリカの工房でこれから製作工程に入る時期の刻印が打たれ、一から職人の手によって製作される正真正銘Made In U.S.Aの証拠でもあります。
今現在、リアルタイムでお客様へお渡ししているブーツですと多くは『20 16』と印されています。
写真左上の『18 08』を例として、読み方は18は週目で08は西暦となります。
08年の18週目、つまり2008年5月中旬頃に製作されたブーツということになります。
そこでリペアでお預かりしているブーツに目を凝らしてみると『18 08』、『03 10』、『25 08』、『01 11』、『37 07』などの番号を発見。
今から逆算すると5年〜9年ほどそれぞれのオーナーが愛着を持ち、長くウエスコブーツをご愛用頂いている様子が見てとれます。
この中で長い期間ご愛用されているもので07年9月中旬頃に製作されたブーツが1足ありました。こちらのブーツはなんと約9年目にして今回が初めてのソール交換なんです!
もちろん着用される環境や頻度、オーナーさんの履き癖などでもソールの耐久性は大きく左右されますが、ここまで耐えられるVibram Soleもオーナーさんからすれば嬉しい限りですね!
名残惜しい気持ちもありますが今回は新たにソールパターンも変え、さらなる記録更新を狙いたいですね!
WESCO JAPANではショールームに併設されたリペア工房にてウエスコブーツのリペアサービス&無料オイルメンテナンスなども随時承っています。
ご来店のうえ、ぜひご利用ください。

WESCO Osaka 戸髙

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