2020年4月25日土曜日

トゥパターン(つま先の形)のご紹介

WESCOブーツの顔となるトゥパターン(つま先の形)は全部で6種類あります。ローカットモデルでは一部使用出来ないものもありますが、基本的には各モデルの標準となるトゥパターンから変更が可能なオプションです。

 まずはエンジニアブーツ"Boss"やレースアップブーツ"Jobmaster"で現在スタンダードとなっているラウンド型のBoss Toe。安全性を確保するスチールトゥへのカスタムや、クセのない形状はバランスも良く汎用性が高いです。ローカットモデルでも使用可能。

 上のBoss Toeが登場する以前の1991年まで標準となっていたBubble Toe。つま先にかけて泡のように丸く膨らんだ色気のあるシルエットが特徴。クラシックな佇まいと程良いボリューム感を活かしたブーツを製作することが出来ます。"Romeo"でも使用可能。

 リングブーツ"Harness"で採用されているHarness Toe。特徴的な角張った形状は1960年代に生まれたひとつのスタイル。WESCOのラインナップの中でも最も個性的で、近年は"Boss"などをベースとしたオリジナリティーの高いカスタムブーツを作る際にも選ばれることが多いです。

 ウエスタンブーツ"Morrison"のWestern Toe。乗馬を目的とした形で鐙に足を入れやすいよう先端が尖ったシルエット。綺麗めなブーツを作りたい場合はもちろんですが、ワークブーツメーカーらしい適度な無骨さもあり、土臭いイメージで仕上げる事も可能です。

1930〜1950年代のエンジニアブーツをモチーフとしたNarrow Toe。現行のものと比べつま先は薄くやや尖った形が特徴です。ビンテージライクなブーツを作るのも良し、逆に現代では新鮮さを感じるユーザーも多く、新たなカスタムの幅も広がっています。

アメリカで白バイ隊が履く"Motorcycle Patrol"で採用しているMP Toe。バイクの操作性に特化したシャープなシルエット、さらに踵が低いのもポイントです。それらを活かしてフォーマルなレースアップブーツを作る方も増えています。ローカットモデルでも使用可能。

WESCO Ebisu 唐澤

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