2022年12月1日木曜日

DEHEN "REFINISHING WAX" のケア方法

DEHENのN-1やクリスマンオーバーシャツなどのワックスコットンに使用されているワックス"REFINISHING WAX"の使用方法についてご紹介します!


初期に発売したN-1をお持ちの方や雨の日などもガンガン着込んでいる方だと、そろそろ”ワックス切れ”の状態になっている方もいらっしゃるのでは?
購入時のしっとりワックスが染み込んだ状態から、キャンバス本来のザラッとした状態になっている方はワックス切れの状態かもしれません。
ワックスコットン本来の機能「撥水」「防風」などの機能低下にも繋がるので"REFINISHING"(再塗布)して元の機能を取り戻しましょう!!

スタッフが数年着込んで、かなりワックスが落ちた状態のN-1を例に写真付きで手順を紹介します!
準備していただくものは、
・REFINISHING WAX
・ゴム手袋
・クラフト紙など丈夫で柔らかい紙
・ドライヤー
他社のオイルドコットンなどで”リプルーフ”を行ったことがある方は見慣れた手順だと思います。
予めブラッシングや少し濡らしたタオルなどでホコリや汚れを落としておきましょう!



軽くクリーニングしたところでワックスを塗布していきます!
塗布したい部分をドライヤーで暖めておくと、ワックスの伸びが良くムラになりにくいです。
脇下や肘裏など頻繁に擦れる部分は特に抜けやすいので念入りに塗り込みましょう!


更にクラフト紙などを用いてドライヤーで暖めながら塗り広げていきます。
熱を入れる事によってムラなくワックスが広がり、染み込んだ部分の色が濃くなっていくのが分かるかと思います!
注意点としては、温め過ぎるとせっかく塗ったワックスが飛んでしまうので、程よく温めましょう!

左:塗布後 右:塗布前

写真左がワックスを塗り込んだ後、右が塗布する前です。歴然の差ですね!!


襟裏やフラップなど細かい部分も塗布したところで完了です!
数日陰干しすることによりワックスが乾き、程よくしっとりした状態になります。

今回"REFINISHING"を行った手順はほんの一例です。
ムラ感のある表情がお好みの方はドライヤーを使わずにベタッと塗り込むのも良いと思います。
レザーのオイルメンテナンスと似ていますが、また違ったメンテナンスの面白さを感じました。
30分〜1時間程あれば充分に作業ができますので、1度トライしてみてください!
改めてワックスコットンの良さを感じて頂けると思いますよ!!

WESCO大阪店、世田谷店、オンラインショップにて販売しております!
【オンラインショップで"REFINISHING WAX"を見る】

WESCO JAPAN
06-6783-6888
info@wescojapan.com

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