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2022年4月1日金曜日

【2022年日本限定モデル】"Vintage Riding Boots" ディティール紹介



先日発表となった2022年日本限定・CYCLEMAN20周年記念モデル"Vintage Riding Boots"
今回のブログでは、ディティール等に関して詳しく紹介したいと思います!
まず、このモデルを製作するべくベースとなったヴィンテージのブーツがこちら。



1950年代のバイカーが当時ハーレー・ダビッドソン社から販売されていた"Chain Spots"を使い、自らカスタムしたブーツをデザインソースに製作しました。
16インチハイトと丈の長いシャフトや、甲のベルトに取り付けられた「チェイン・スポッツ(スタッズ)」に目が惹かれます。
茶芯の出たレザーの表情や薄く潰れたツマ先も特徴的です。
このブーツをベースに、レザーの選定や妥協無く一から製作したスポッツを使用したブーツが完成しました。


少し履き込んだ状態ですが、いかがでしょうか?
ヴィンテージに見劣りしない仕上がりになっているかと思います。
レザーは、イタリアで鞣された極厚のホースハイドを選択しました。
長年の着用にも耐えうるしっかりとしたレザーで、表面のみ染色しているため茶芯のエイジングも愉しんでいただけます。
履き込み続け茶芯が出た頃にはヴィンテージさながらの経年変化が期待できるのではないでしょうか。

未着用
短期間着用

厚みのあるレザーならではのシワの深いウネりが確認できますね。
これから更に全体的にシワが入り、少しずつ茶芯も見えてくることでしょう。
充分な厚みと強度があるホースハイドを使用しているため、ライニングは付けず一枚革で仕上げています。




スポッツはヴィンテージから金型を取り、国内で一から製作しました。
サイズはもちろん、くぼみやヘリなど細かいディティールまで忠実に再現しています。
また、バックルも通常の日本限定ローラーバックル(真鍮ベース、逆反り)とは違い、鉄製の順反りバックルを使用
なお、スポッツはウエスコジャパンの職人が一足一足ブーツのバランスを見ながら取り付けます。


更にストラップの剣先裏にはWESCO JAPAN(CYCLEMAN)創業20周年を記念して"CYCLEMAN"の刻印が入ります。
このディティールもWESCOではおそらく前例が無い、特別なディティールです。


ソールはヴィンテージと同パターンの#700Vibramを採用。
クラシックなルックスに耐油性を備えた、まさにこのブーツに相応しいソールかと思います。


シャフト履き口に入る刻印は、1950年代にウエスコが採用していた刻印を使用しています。
時代背景に沿った選択と言えるでしょう。細かいポイントですが、全体のバランスを左右する大切な要素ですね。


ヴィンテージのブーツハイトは16インチですが、BOSSの標準ハイトの11インチもご用意しました。
バイカーが着用していたであろうブーツを基に製作した"Vintage Riding Boots"ですが、バイク乗っていない方も気兼ねなく履いていただけます。
その辺りは好みやスタイルに合わせて選択してください!


現在WESCO大阪店では16インチと11インチ2足ともに展示しています。
WESCO恵比寿店には11インチ、WESCO世田谷店には16インチを展示中です。
頃合いを見て恵比寿と世田谷店では11,16インチを入れ替える予定なので、今後のアナウンスにも注目してください!
オンラインショップでも随時オーダーを受け付けています!


今回の"Vintage Riding Boots"は明日30日発売のLightning創刊28年特大号にも詳しく掲載されています。
昨年末に開催されたSEMBA MOTORSでの合同イベントの様子も掲載されているので併せてご覧ください!


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