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2022年7月15日金曜日

これ以上ない"王道Boss" -Staff Boots-

1930年代後期、エンジニアブーツの需要が高まり、全米中のさまざまなブーツメーカーがこぞってエンジニアブーツを新発売した時期といわれています。
革やデザインなど、各社試行錯誤で製作にあたっていたのでしょう。
そんな中、ウエスコが1939年に新発売したエンジニアブーツは「丈は11インチ」という
今尚、引き継がれるウエスコのスタンダードハイトのみが発売されていました。
当時からウエスコがブーツを製作するにあたって一番に考えていたのは、毎日汗水流し重労働に励むハードワーカー達のこと。
足場の悪い環境でもしっかり足の支えとなってくれるようバックステイ(筒部分の後部)というパーツを盛り込み、働く男たちの足元を支え続けてきました。
そんな激動な時代の歴史を紐解いていくと、今現在も継続して存在するその所以たるや"納得"と"尊敬"しかないですね
時代と共に成長を続けてきたウエスコ社が現代にも継承したいと思うデザインには、それらを作り上げてきた先人たちの熱い思いや情熱が宿っているのです。
このブーツは、いわゆるそんな『ザ・王道』を履いてみたくて6年前にオーダーしたのがきっかけで着用年数は今年で7年目に突入しました。質実剛健でタフ、まさにモデル名に相応しい"Boss"をベースにオプションでレザーライニングの追加、さらにはつま先の形状はボストゥを指定しています。
つま先の形状を指定した理由は、今後ソール交換の時にバリエーション豊富にソールパターンを選べるという利点と普段のスタイリングに合わせやすいようにと単純明快。
それが功を奏し、個人的には飽きのこないエンジニアブーツが完成したと思っています。
ドッシリとしたつま先の存在感や、6年という歳月ですっかり形状記憶した履きジワ、カウハイドレザーの確かなコシや耐久性を今現在も身を持って体感中です。
リペアの履歴としては、一度目のソール交換で#430 VIBRAM(w/DBL Midsole)→#100 VIBRAMへ換装。その後、ヒール交換も一度しています。

標準丈となる11インチハイトの安心感や安定感は言うまでもなく、ふくらはぎ部分までしっかり高さがあるので実は歩く際の足運びも「楽」でブーツとの一体感があるというのも高さのあるブーツが選ばれる理由として挙げられます。
すぐに手に入れたいと言う方にはまだまだサイズも豊富にストックがあるので"STOCK BOSS"がおすすめです!
「レザーライニング、ボストゥの組み合わせが好み」という方は上記のURLよりアクセスしてください。なお、その他上記モデルをベースにカスタムを希望の方は注文ページの備考欄へ仕様内容を記入してください。弊社からの返信メールで最終的な仕様確認、費用をご案内させて頂きます。 
CUSTOM BOSS
Leather / Black
Height / 11"
Sole / #100 VIBRAM
Leather Lining / Black
Buckle / Nickel Plated Buckles
Thread Color / White & Brown
Shoe Last / Boss Toe
Others / Black Edges


WESCO Osaka 戸髙
06-6783-6888
info@wescojapan.com

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