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2023年11月24日金曜日

『スタンダードラフアウト』

 ブーツを傷から守る目的で使用するラフアウト(裏革)。傷が目立ちにくいのに加え、付いたとしてもブラシ等で消せるのが大きなメリットになります。その使い方としては大きく分けて3種類あり、最もメジャーなのは全面をラフアウトとするオールラフアウト。部分的にラフアウトを使ったラフアウトツートーン。そして今回ご紹介するスタンダードラフアウトです!

 スタンダードラフアウトとは最も傷が付きやすいヴァンプ(つま先)とカウンター(かかと)のパーツのみをラフアウトとすることを言い、ウエスコでは古くから用いられている手法にひとつでとても理にかなった仕様です!
 創業当時から生産されているスパイクがインパクト大な本物のロガーブーツ"Timber"ではカスタムではなく標準採用していることからもその実用性は折り紙付き。通常の表革であれば直ぐに傷だらけになってしまうことが想像出来ますね!
 近年ではカジュアルな印象を与えたり、一気にカスタム感もアップするという部分も支持されているように思います。オプション料金としては控えめの金額に設定されているのも嬉しいところ。"Jobmaster"等のレースアップブーツはもちろん、"Boss"等のプルオンブーツに落とし込んで履かれる方も増えています!
 機能性と見た目を兼ね備えたスタンダードラフアウト。是非ご自身のカスタムブーツの参考にしてみてください!

WESCO Ebisu 唐澤

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