Dehenが造るN-1 Deck Jacketの登場から11年、この冬新たにラインUPに加わったアウターアイテムが"Heavy Duty Raincoat"です。基本的にN-1 Deck Jacketにはアウターシェルに10.10ozのワックスコットンが使用されていますが、その生地の特性を十分に活かしたコンセプトの元に造られたのがこの新しいジャケットです。
Dehenが使うワックスコットンは肉厚のコットンキャンバス生地にワックス(蝋)をふんだんに染み込ませた防水/防風効果の高いもので、元々は軍の戦闘服や狩猟時の服、テントなど、防水/防風性だけでなく耐久性も求められるシチュエーションで使われていました。なお、Dehen社のあるオレゴン州ポートランドでは秋〜春にかけて降水量が多く、特に冬は曇りか雨の日がほとんどです。日本のように土砂降りになることはあまりありませんが、シトシト降る霧雨が続き、冬には雪が数センチ積もることもあります。雨季のある地域性、歴史ある高防水の生地、また培ってきた技術を新しいものへと昇華していこうとするDehenの意思が組み合わさり、N-1 Deck Jacketに始まるワックスコットンのシリーズを生み出しました。
Heavy Duty Raincoatは比翼仕立てのフロントはボタンとジッパーでの開閉式で防水/防風性をより高めた設計となっています。フロントにはフラップ付きの、二つの胸ポケットと二つのハンドウォームポケットがりますがハンドウォームポケットはダブルエントリー式になっているので収納力もとても高くなっています。
Langlitz Leathers K9とのコーディネート |
なお、このジャケットはその名の通り"レインコート(マウンテンパーカ)"であり、服の上に着るオーバーコートとして造られているため、ライニングは無く、サイズも少し大きめに設定されています。写真のようにライダースジャケットの上に着ることも可能で、バイクライディング時の突然の雨の際にはとても心強い味方になってくれるでしょう。※完全防水ではありません。
Heavy Duty Raincoatについてのお問い合わせはWESCO JapanならびにWESCO Setagayaまで。
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